[ 2014年6月27日19時41分 ]

 サッカーのW杯ブラジル大会でアジア勢4チームが1勝もできずに全滅したことを受け、27日付の中国紙、東方早報は「日本と韓国は期待外れだった」と総括し「アジアのサッカーは自信過剰だった」と分析した。

 日本については「(理想とする組織力を重視するスタイルの)完成型からはほど遠かった」と指摘した。

 同紙は、中国人と同じ黄色人種である日本と韓国がW杯でどの程度成功するのか注目していたとした上で、イランやオーストラリアを含めたアジア勢が勝てなかった今大会の結果は「アジアのチームにとって悪夢だ」と嘆いた。

 欧州で活躍する選手が多い日本は「まるで(人気サッカー漫画)キャプテン翼の夢が現実になったかのようだ」としている。ただ、組織力を過度に重視し、一人で局面を打開する能力が不足していたと論評した。