[ 2014年6月23日8時56分

 紙面から ]コロンビアのGKファリド・モンドラゴン(撮影・PIKO)

 2連勝で1次リーグの突破を決めたコロンビアは、日本戦で主力を温存させる可能性があると、同国メディアが報じた。

 注目が集まっているのは、21日に43歳の誕生日を迎えた第2GKファリド・モンドラゴン。日本戦に出場すれば、94年米国大会でカメルーン代表FWロジェ・ミラが記録した42歳39日のW杯最年長出場記録を更新する。

 モンドラゴンは21日の記者会見で「ペケルマン監督と選手たちがサポートしてくれなければ、私は2年前に代表を引退していた。だからこそ全力を尽くす。ピッチの外でもだ。今ここにいるのは、夢が実現になったもの」と記録更新がすべてではないと強調した。ACミランで日本代表FW本田と同僚のDFサパタも会見に出席。16強進出が確定しているが「今は日本に勝つことしか考えていない。ここ2試合のように戦わなければならない」と話した。

 一方で守備陣を統率するセンターバックのDFジェペスがこの日の練習中に筋肉に違和感を覚え、練習を切り上げ、日本戦に出場できるかは微妙な状態という。控えが出場したから戦力低下とは言えないが、日本にとっては付け入る隙があるかもしれない。