HKT48が27日、神奈川・横浜アリーナで行った全国ツアーで、5月のAKB48ドラフト会議で指名したドラフト2期生3人をお披露目した。

 3人ともグループの一員としてステージに上がるのは初めて。チームHから指名された村川緋杏(びびあん=15)は、アイドルソングの「ウィンブルドンへ連れて行って」で、堂々のセンターに大抜てきされた。ピンクの衣装を着て、田島芽瑠(15)朝長美桜(17)のセンター経験者を従える、堂々のデビューだった。チームHが指名した松岡はな(15)チームK4今村麻莉愛(11)は、全体曲の「手をつなぎながら」などに登場した。

 トークでは、バラエティー班候補として期待の高い村川が、さっそく突っ込みどころ満載なキャラクターで注目された。ドラフト会議で見せた「切りすぎたパッツン前髪」は健在。好きなものを問われると「鳥です。食べる方ではないです」と愛鳥家であることを告白した。メスの鳥を飼っており、「名前は『とりこ』です。女の子で鳥だから」と、周囲をずっこけさせた。すると、盛山雪男という名のインコを飼っている矢吹奈子(14)から「結婚させたい。盛山とりこ」と「求婚」されていた。

 今村は特技の「男の子の顔」を披露し、指原から「かっこいいじゃん」と賞賛されていた。松岡はブレイクダンスを見せ、1万2000人のファンを驚かせていた。3人の華々しい初舞台に、指原莉乃(22)は「個性あふれるメンバーたちですね。楽しみになった」と期待を寄せていた。