AKB48島崎遥香(21)が12日(日本時間13日)、パリ市内で行われた「第21回エトランジェ映画祭」に招待され、主演ホラー映画「劇場霊」(中田秀夫監督。11月21日公開)のワールドプレミアと舞台あいさつに出席した。

 「劇場霊」がコンペティション部門に出品されたエトランジェ映画祭は、「個性的で面白い映画を世界に広める」をコンセプトに、1993年にスタートした。「エトランジェ」は日本語で「奇妙な」という意味で、タブーを度外視した一風変わった作品も多く上映され、欧州でも、特にコアなファンから注目されている異質の映画祭だ。

 会場はパリ中心地にあるホール「Forum des Images」。この日の作品上映前、島崎が中田監督と登場すると、会場を埋めた500人からスタンディングオベーションで迎えられた。島崎は「ボンソワール。ジュマペル・ハルカ・シマザキ(こんばんは。私は島崎遥香です)。アプレ・モア・パルル(『ぱるる』って呼んでください)」とフランス語であいさつ。「パルルゥ~!」と大歓声を浴び笑顔を見せた。

 上映後の質問コーナーでは、ホラー映画の撮影理論など中田監督へのマニアックな質問が集中。島崎への質問は2問ほどで、思わぬ形で「塩対応」を受けてしまった。それでも、タオルなど島崎の公式グッズを持って声援を送る熱心なファンもおり、終始和やかな雰囲気だった。