AKB48の新チームBが26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、初日公演を行った。

 今年3月に、AKB48のチーム編成の変更が発表されていた。その後レッスンなどを積んで、この日初日を迎えた。演目は、以前卒業生の前田敦子(24)らも出演した「ただいま恋愛中」。

 公演前には、関係者向けのゲネプロが行われた。初めてキャプテンに就任した木崎ゆりあ(19)は「キャプテンと言われて、もう何カ月たつんでしょうか。やっと始まるなという気持ちです。チームBは、みんないい意味でも悪い意味でもゆるくて、のほほんとしています。みなさんも、そんな気持ちで楽しんでください」とあいさつした。

 途中のトークでは、兼任メンバーのHKT48矢吹奈子(14)が、渡辺麻友(21)の意外な一面を暴露した。

 「レッスン中に、麻友ちゃんがキスしてきたり、パンツ見せてって言ってくるんですよ」

 これを受けて渡辺は「奈子ちゃんって、本当にかわいいじゃないですか。今回一緒のチームになって、うれしかったから。おばあちゃん目線になっちゃうんです」と釈明していた。

 矢吹の晴れ舞台を見ようと、HKT48の劇場支配人も務める指原莉乃(23)も駆けつけ、「かわいい~。かわいい~!」と目に涙を浮かべながら、客席から声援を送っていた。矢吹は「本当に、緊張するんですけど、さしこちゃん(指原)がいるってことに気づいて、もっと今緊張しています。みなさんを笑顔にできるように今日1日頑張ります」とあいさつした。

 この日は、「Only today」「BINGO!」など16曲を披露。途中のデュエット曲「春が来るまで」では、渡辺麻友と柏木由紀の2人が歌った。「純愛のクレッシェンド」では、加藤玲奈がセンターポジションを務めた。矢吹は「7時12分の初恋」で、かつて前田敦子が務めたセンターポジションに立った。