SKE48兼SNH48宮沢佐江(25)とAKB48小林香菜(24)が3月31日、それぞれ、名古屋のSKE48劇場と東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。

 宮沢は06年4月1日にAKB48としてデビュー。海外グループや姉妹グループも経験し、ちょうど10年でアイドルとしての活動を終えた。終盤のセレモニーでは涙声で「悔いは1つもありませんが、SKEメンバーと離ればなれになるのがすごく寂しい」とメンバーに感謝。最後のあいさつでは「今応援してくださっている皆さんがずっといてくれたら、別に(ファンが)増えなくていいやって思えるくらい、皆さんを愛しています」とファンとの絆を強調した。

 小林は、約10年間で積み重ねた劇場公演出場回数は特別公演を含め928回で歴代トップの功労者。終盤になると「こんなにたくさんの人にお祝いされて卒業できることがとても幸せ」と言葉を詰まらせた。

 またHKT48はこの日、福岡市のHKT48劇場の閉館・移転に伴う最終公演「劇場移転記念特別公演」を同所で開催。メンバー44人全員が劇場の思い出などを語り、穴井千尋(20)は「(新劇場の)西鉄ホールでお会いできることを楽しみにしています」と話した。