高橋みなみ(24)が5日、都内で自身のフォトブック「写りな、写りな」(光文社)のトークイベントに出席し、フォトブック製作秘話や卒業コンサートの裏話などを語った。

 同イベントには楽天ブックスでのフォトブック購入者の中から抽選で選ばれた約200人が参加した。

 高橋は3月27日に横浜スタジアムで行われた自身の卒業コンサートについて「寒い中来ていただいてありがとうございました」とファンに感謝した。コンサートで同期の小嶋陽菜が泣いていたことには「にゃんにゃんも泣いてくれましたからね。何で泣いてるのって聞いたら『だって、悲しい』って言われました」と明かした。

 ツイッターに掲載したコンサート後にステージでメンバーやスタッフ全員と撮った写真に関しては「実は秋元さんがいるバージョンもある」といい、「コンサート終わって、来てくれた友達とかにお礼を言いに行ってたら、スタッフさんから『秋元さんが震えながら待ってます』って言われて。慌てて戻って撮りました」と振り返った。

 この日はフォトブック制作に携わった光文社の青木宏行氏もイベントに参加。青木氏は高橋がSNS上に掲載した約3000枚の写真を全て集めたといい、「ツイッターをさかのぼって写真を集めるだけで2週間かかった」と明かし、会場からは驚きの声が上がった。

 高橋はフォトブックに載った写真約800枚を選んだのも青木氏だと明かし「もうこれ、青木さんの『選びな、選びな』ですよ」と話すと、会場からは笑い声と大きな拍手が巻き起こった。

 8日に控えるAKB48劇場での卒業公演については「特別公演になりまして、セットリストも変えていますので楽しみにしてください。自作自演公演です」と話した。

 イベントではフォトブック登場回数ランキングや、AKBメンバーの選ぶ高橋のベストショットの発表なども行われ、終始和気あいあいとした雰囲気のまま幕を閉じた。