高橋みなみ(25)がAKB48を卒業した。

 慣れ親しんだAKB48劇場で「高橋みなみ卒業公演」に出演し、高橋は、「ただただ、10年感謝です。私が総監督の時に付いてきてくれて、感謝しています。(次期総監督になった横山に)このタイミングで総監督を渡すことになって、申し訳なさもあります」と言葉をつないだ。

 高橋は涙を流しながら「でも、時間は止まらないんだなということで、ずっとずっと進んでいって、14歳から今日25歳になって、ずっとAKBにいたいなと思ったけど、いつかは卒業しないといけない時が来る。寂しけれど、増えたメンバーとかにあえて私の10年の宝物です。これからの未来をこのメンバーにたくして、前に進みたいなと思います」。AKBとしての高橋みなみを卒業、新たな一歩を踏み始める決意を語った。

 オープニングでは、劇場デビューからの映像が流れ、涙を浮かべながら「桜の花びらたち」をアカペラで熱唱。その後「始まるよー」のかけ声でAKBメンバーが集まり、公演はスタートからエンジン全開。「会いたかった」や「愛しさのアクセル」など計19曲を披露し、ファンも一体となってステージを盛り上げた。