SKE48佐藤すみれ(22)が15日、都内で、自身初の単独主演映画「燐寸少女マッチショウジョ」の先行上映会イベントに出席した。

 同映画はアンデルセン物語「マッチ売りの少女」をモチーフとした作品で、月刊漫画誌で連載中。現在3巻まで発売され、累計10万部を越える人気コミックだ。

 佐藤演じる主人公リンは、心に闇(キズ)を抱える人の元にふと現れ、寿命1年と引き換えに妄想が具現化する「妄想燐寸」を売るという謎の少女だ。役柄通りの衣装で登場した佐藤は、「もともとゴシック系ロリータが好きなので、こんなにかわいい子を演じられるのはうれしかった。漫画が原作ということで実際に読んですげ~おもしろくて、映画ではもっとおもしろくしたいと思った」。

 会場から野太い声の声援が挙がると「いつもありがとうね!」と頭を下げた。司会を務める映画コメンテーターの有村昆から、映画のストーリーになぞらえ妄想が1つかなうとしたらと聞かれた佐藤は「最後が意味深(な終わり方)じゃないですか。第2弾を妄想したいですね」。

 来月開催予定のAKB48総選挙については、「前回49位だったので、目標は現状維持以上ですね。厳しい世界なので。みなさん、ぜひ投票してください」とファンに呼びかけた。

 28日より全国ロードショー予定。