AKB48の都道府県代表47人で結成されたチーム8福島代表の舞木香純(19)ら6人が、東京・外神田のアーツ千代田3331で「交流ミーティングin東京」に出席した。

 同イベントは、今月が復興庁が定める「東北復興月間」で、東北の復興に関する取り組みを伝えるもの。サプライズで登場したメンバーは「掌が語ること」「365日の紙飛行機」など4曲を披露したほか、東日本大震災発生後の11年5月から、被災地訪問を続けるAKB48の復興支援活動や、自らの被災経験などについて、大手予備校講師の林修氏(50)らとトークセッションを行った。

 11年当時被災し、避難生活を送っていた舞木は、被災地訪問でAKB48を見て、オーディションを受けた。「被災地のライブで(AKB48が)周りを笑顔にしてくれて勇気や元気をもらいました」。自宅が津波の被害に遭い、体育館での避難生活を送っていた宮城代表の佐藤朱(19)は「避難生活を送っていたとき、九州とか、遠くから炊き出しに来てくれて、すごくうれしかったし、支えにもなりました」。岩手代表の佐藤七海(16)も「自分の経験を伝えていくことも、今後に向けてできるとだと感じました」と話した。

 ほか、茨城代表の岡部麟(19)栃木代表の本田仁美(14)東京代表の小栗有以(14)が出席。小栗は「ボランティアの皆さんの気持ちを初めて知って、これから明るく盛り上げていこうとする気持ちが伝わってきました。私にも何かできないかとより強く思いました」。