NGT48は19日、新潟市のNGT48劇場で劇場公演を行い、夏から研究生公演をスタートさせると発表した。

 公演のアンコールで、場内スクリーンに「研究生公演 夏 開演」と映し出されると、メンバー、ファンから大歓声が上がった。研究生の水沢彩佳は、山田野絵と抱き合って涙を流した。

 映像が終わると、今村悦朗劇場支配人が登壇した。「皆さんから『研究生公演はまだか』と質問をいただいていて、春ごろから考えていた。研究生のパフォーマンスも、チームN3にひけを取らないと思っていた。早いとこ、やるべきだなと思っていた」。公演開始日、演目は未定という。

 正規メンバーのチームN3は、1月に劇場公演をスタートした。正規になれなかったメンバー10人はこれまで、休演メンバーのアンダー(代役)に回ったり、公演の最後に登場し、全体曲を踊ることが多かった。劇場公演は基本的に16人で行うため、今村支配人は「正規メンバーにも手伝ってもらいながら、1つの公演として作り上げたい」と語った。

 歓喜する研究生たちに、チームN3副キャプテンの荻野由佳は「良かったね。手を合わせて頑張ろうね」と呼びかけていた。