AKB48が10日、インテックス大阪で「ハロウィン・ナイト」「唇にBe My Baby」の全国握手会イベントを開き、ゆかた姿でパフォーマンスを行った。

 AKB48にとって、イベント形式もある全国握手会は、関西地区では1年3カ月ぶりの開催。セットを夏祭りに仕立て、総監督の横山由依(23)は「大阪のファンには久々になってしまい、申し訳ないので」と言い、時間限定で、ファンに向けた写真撮影も設けた。

 「お祭りといえば夏ですが、もう夏は終わったのに? と思われるでしょうが、久々の大阪ということで、大阪ならやっぱり、お祭り! と思いまして」

 横山は“お祭りセット”を説明。ゆかた姿で「ハロウィン・ナイト」などを歌い、踊った。

 今年は大阪に縁が深い年だった。夏の甲子園のテーマ曲「光と影の日々」を歌い、7月下旬から今月4日までは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で定期ライブを開催してきた。

 この日は開演前に取材会を開き、横山は「USJは毎日だったので、やっぱり、チケットが完売しない日もあって、でも私たちも頑張ってチケットを売って、やりきれたので、ひとつ、少し、私たちも成長できたと思います」と話すと、ホッとしたように笑った。

 甲子園では決勝戦も観戦。高校野球ファンで、野球好きの横山は、お祭りの紅白セットから「野球といえば、もうすぐ25年ぶりにカープが優勝。この紅は、カープの赤ということで、一足先にお祝いです」と、夏の思い出の高校野球に重ね合わせて語った。

 取材会には向井地美音(18)武藤十夢(21)岡田奈々(18)高橋朱里(18)も出席。夏の思い出に、岡田も「USJライブです」とあげ、武藤は「花火大会」、高橋は「甲子園での観戦」と言い、向井地は「神宮花火大会です」と振り返った。

 この日のライブイベントは約1時間。最近の全国握手会イベントで恒例となった寸劇も披露。最新シングル「LOVE TRIP」まで全10曲を披露。木崎ゆりあ(20)は「今年の夏はこれでもか! って、うざいくらい大阪に来ましたけど、(USJでは)びしょしょにぬれて、楽しかったです!」と、この日の大阪も楽しんでいた。