SKE48が27日、東京・赤坂BLITZで、CS放送TBSチャンネル「SKE48ゼロポジション」の放送開始2周年を記念した特別公演を行った。

 番組の2代目MCを務める高柳明音(24)が、MC就任の際に「ゼロポジ公演をやりたい」と語っており、2周年を機に目標が実現。「何となく言った一言でかないました。本当にうれしい」と話した。

 番組で活躍したメンバー16人と、初代MCの須田亜香里(24)松村香織(26)谷真理佳(20)の19人が出演し、高柳が中心となってセットリストを作った。「パレオはエメラルド」「枯葉のステーション」など、SKE48のシングル、ユニット曲のほか、東李苑と古畑奈和がWinkの「淋しい熱帯魚」を歌うなど、平成初期の名アイドルソングも披露した。松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」では、16歳の江籠裕奈、後藤楽々に加え、なぜか26歳の松村香織も登場。「かおたんはまだ26だから~」と替え歌で歌い、場内のざわつきを大歓声に替えた。

 公演では、新規ファン獲得のための試みも行った。会場内に48席の「初見席」を用意し、会場前で須田、松村、谷がSKE48を見たことのない通行人に声をかけて場内に無料で招待した。高柳は「初めての方に見てもらわないと、好きになってもらえない。だったら、ご招待すればいいということになって」と説明。招待された人の中にはサラリーマンや英国人女性、ももいろクローバーZファンの女性もおり、初めて見るSKE48の元気なパフォーマンスを楽しんでいた。江籠は「ファンの方も、今日初めて見た方も、SKEの熱いライブが伝わったんじゃないかな。この時間を共有できてよかった」と話していた。