年末恒例の読売テレビ(大阪市中央区)による「ベストヒット歌謡祭」が17日、大阪・フェスティバルホールで行われた。

 生中継されAKB48グループが、スペシャルバージョンでパフォーマンスした。

 新曲「サヨナラの意味」を披露した乃木坂46は、グループからの卒業と芸能界引退を発表している橋本奈々未(23)が「最初で最後のセンター」を担当。地元のNMB48は「僕はいない」を歌い、6月に加入したばかりの5期生・山本彩加(あやか=14)がテレビ初パフォーマンスで、センターの大役を務めた。

 欅坂46は、中学生センターとして話題となった平手友梨奈(15)がチームを率いて「サイレントマジョリティー」を披露した。AKB48と合わせて4グループが集結。AKB48は、年内卒業を発表している島崎遥香(22)がセンターに立ち「ハイテンション」を熱唱。4グループ全員を従え、一緒に歌い踊る見事なパフォーマンスを繰り広げた。

 初めてのテレビで、いきなりセンターに立ったNMB48の山本彩加は「すごく緊張した。毎年見ていたベストヒット歌謡祭に出させていただいて、夢のようです」。最初で最後のセンターと言う橋本は「10歳くらい離れた女の子のキラキラに圧倒されていました」と苦笑した。

 平手は「今年はいろいろと経験できた。感謝の1年でした」。島崎は「いつも見ている宮根さんに会えてうれしいです」と、進行を務めた宮根誠司氏に笑顔を向けた。