NMB48が30日、大阪・NMB48劇場で、12月28日発売の16枚目シングル「僕以外の誰か」を、劇場初披露し、来年卒業する上西恵(21)初のセンター曲「途中下車」も収録されることも発表された。実妹の怜(15)ら7人のユニット曲になる。

 10年秋の創設以来、中心メンバーとして活躍する上西恵は、卒業発表後初シングルでユニット曲のセンターに決定。「ずっと、自分の代表曲が欲しいと思ってたんですけど、最後の最後にセンター曲、きました~っ!」。ユニットメンバーも「私が選んだ」といい、妹のほか須藤凜々花、吉田朱里、川上礼奈、林萌々香、梅山恋和(ここな)の7人。

 またこの日はアクロバットに近い振付のある新曲も劇場で初披露。キャプテン山本彩(23)は「昨日、テレビで初披露しましたが、フルでやるのは初めて。ゴリゴリのダンスナンバーで、アクロバティックな振りで…。挑戦曲です」と、息を上げながら紹介した。

 新曲は今夏、山本彩以外のメンバーで公演し、満席にならなかったため、山本彩が2作ぶり11作目のセンターを務めることに決定。選抜は20人で、6月に加入したばかりの山本彩加(あやか=14)と、植村梓(17)川上千尋(17)内木志(19)の4人が初選抜入りするなど、フレッシュなメンバーが顔をそろえている。

 山本彩の近くのポジションで踊った彩加は「サビの前で、私の背中を彩さんが転がるところがあるんですけど、気合入れて、台作ってます!」と元気いっぱいに話していた。