NGT48が2日、NGT48劇場で新春公演を行い、今月16日からテレビ新潟(TeNY)で放送を開始すると発表していたグループ初の単独冠番組の詳細を発表した。番組名は「NGT48のにいがったフレンド!」(月曜深夜0時59分)で、MCとしてお笑いコンビ、ロッチが出演する。

 番組ではロッチの2人とメンバーが新潟の街を歩き、人々とふれあいながらその街の良さを学んでいく。初回の収録は12月下旬にNGT48劇場などで行われた。初回放送ではロッチがNGT48劇場を訪れ、メンバーと対面。その場でメンバーが「Maxとき315号」などを披露する。2回目以降の放送では、新潟市内の商店街などをまわっていくという。

 キャプテンの北原里英(25)は「収録をしてみて、いい意味で新潟っぽい番組というかアットホームな番組になるんじゃないかなと思ったので、ほっこりしてもらえるような番組になったらいいなと思います」と話した。ロッチの印象を聞かれた佐藤杏樹(15)は「テレビと変わらないイメージで私たちも絡みやすかったので、これから1人1人の個性が出せていけたらいいなと思います」と話した。山口真帆(21)も「私たちは知名度もまだまだなので、全国で活躍できるようなアイドルになれるように頑張ります」と意気込んだ。

 これまでも多くのAKB48グループメンバーと番組などで共演してきたロッチのコカドケンタロウ(38)はNGT48について「まだすごい自由だなという感じはしますよね。こっちでまだ北原さんしゃべってるよっていうようなそんなイメージ。それが逆に楽しかったりもしますしね。今日はキャプテンがいてくれたのでうまくやってくれましたけど、いなくなったらどうなるんだろうというのはある」。ロッチの2人も新潟にはあまり来たことがないといい「NGT初の冠番組ですし、僕らもレギュラーのロケ番組はそうないのでありがたい。メンバーはここから個性を覚えてもらって、まずは新潟で絶大な支持を得て、東京でも一緒にお仕事できたらなと思います」と話した。相方の中岡創一(39)は「雪がすごいところに行ってみたいですね。これが新潟かっていうのを食らいたい。そして誰よりも新潟を好きになります!」と意気込んだ。

 コカドはMC以外に台本はないと明かし、「食レポとか多くなると思うから、メンバーはその時の一言を中岡に教わったり、中岡のギャグをやってもらうパターンもある」と話した。中岡は「新潟発のギャグを全国に広める役は僕がやります」と笑った。