小嶋陽菜(28)と同じ1期生で、前総監督の高橋みなみ(25)が、千両役者っぷりを見せた。

 小嶋とゆかりのあるおぎやはぎらとともに来賓席でコンサートを見守ったが、ライブ途中で音響トラブルが発生した。ステージで戸惑う小嶋を見るや、すかさず「にゃんにゃん(小嶋の愛称)、頑張れ~!」とマイクを持って好アシスト。小嶋らとトークを繰り広げて、場をつないだ。

 中盤では、AKB48時代のソロ曲を披露した。当初は、その前の卒業デュエット曲「思い出のほとんど」を小嶋と歌う依頼を受けていたというが、小嶋は渡辺麻友(22)とともに歌った。ステージでふてくされる高橋だったが、小嶋からソロ曲「お手上げララバイ」を歌うように指示されると、ダンサーらを従えてキレキレダンスとともに歌った。高橋は「私、ノーリハ(ーサル)…」と苦笑いしたが、峯岸みなみ(24)から「さすがでしたよ」とほめられると、「そうでした?」と照れ笑いした。

 また、小嶋、峯岸とともに結成した、派生ユニット「ノースリーブス」としても、久々にそろって、デビュー曲「Relax!」などパフォーマンスを披露して、会場を盛り上げた。

 高橋は「呼んでくれてありがとう! 本当にすばらしいコンサートですね」と盟友の卒業コンサートを見届けていた。