AKB48横山由依(24)が2日、都内で東京と大阪間のJR高速バス「ドリーム号」のアンバサダーとして、新型バスの発表会に出席した。3月31日から運行開始48年目に「史上最も快適なバス」として新車が運行を開始する。昨年12月から今年1月にかけて、新しいドリーム号バスの名前を一般公募してきて、この日、横山の口から「ドリーム ルリエ」に決まったと発表された。ルリエとは、フランス語で「結ぶ、縁をつなぐ」という意味を持つ。

 京都出身の横山は、「8年前のAKB48研究生候補生時代に、このドリーム号を使って京都から東京にレッスンに通っていたので、昨年にアンバサダーに就任させていただくお話をいただいた時は、本当にうれしかったです」とあいさつした。当時、金曜夜に京都駅からバスに乗り、土日は東京でレッスン。日曜夜のバスで東京から地元に帰り、学校に通っていた。「上京時も京都駅でバスに乗る私に、小学生時代からの親友が手紙を持って見送りにきてくれたんです。車中で手紙を読んだ思い出があります」。夢を追いかけるきっかけになったバスに、人一倍の思い入れがあった。

 新しいネーミングについても「私の名前の由依は、人と人を結ぶという由来で両親がつけてくれていたので、ルリエの意味を知ったときに、すごく運命的なものを感じました」。さらにJR高速バスの48年目のCMに出演することについても「AKB48と縁を感じます。AKBもドリーム号のように長く愛されるグループになりたいです」と話していた。