NMB48が11日、復興支援プロジェクト「誰かのために」イベントを京セラドーム大阪で行った。東日本大震災が発生した午後2時46分に出演メンバーとファン、スタッフ一同で黙とうをささげた。今月4日に慰問公演で宮城・山元町を訪ねたキャプテン山本彩(23)は「少しでも元気になってもらえるようにと思って行くと、その思いを超えるエネルギーを返していただけます。もっと、この活動を続けていきたい」。

 AKB48グループの復興応援ソング「掌が語ること」で開幕して約6時間、チームに分かれたライブや、ファッション好きの村瀬紗英(19)がプロデュースしたファッションショーなどでファンを楽しませた。募金コーナーには山本らメンバーが順番に立って協力を呼びかけた。NMB48にとって11年7月のCDデビュー以来、初の地元ドームでの単独イベントとなった。