NGT48が18日、ハードオフエコスタジアム新潟でメジャーデビューシングル「青春時計」(4月12日発売)発売記念無料ライブを行った。

 AKB48グループや乃木坂46、欅坂46など先輩グループが走り続ける中、オンリーワンの存在を目指す。北原里英(25)は「新潟と共に成長していくことをモットーに頑張っていく。地域に密着したやり方はこれまでのAKB48グループにはなかった強みだと思う」と胸を張った。瀬戸内地方を拠点にするSTU48も年内に誕生する予定だが「青春時計」でセンターを務める中井りか(19)は「危機感もあるけど、負けないぐらい個性的なメンバーがそろっている。その個性を出していけたらいいなと思う」と自信をのぞかせた。

 メンバー選出方法などシステムはAKB48の姉妹グループで、メンバーも先輩グループへの憧れの気持ちは強い。この日のステージ衣装はロングスカートも多く、AKB48のライバルグループで清楚(せいそ)なイメージが特徴の乃木坂46も意識していたように見えた。NGT48今村悦朗劇場支配人は「皆さんが見てどう感じるかはその人次第だと思っています。『48』でも『46』でもなく『47』でしょうか」と話す。

 この日は「青春時計」のほかカップリング曲3曲を初披露。昼夜2公演で計1万人のファンを喜ばせた。