AKB48相笠萌(18)が21日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演に出演した。

 この日は、各チームからメンバーが集まった「僕の太陽」公演で、大島涼花(18)茂木忍(20)ら、同じ13期生らとともに出演した。アンコールでは、同期9人で「光と影の日々」を歌った。「くじけるな、頑張れ」という意味の「Hang in there」と書かれたジャケットを着た相笠は「甲子園(昨年の「熱闘甲子園」)のテーマ曲ですが、夏に公演で歌ったり、(今年1月にTDCホールで行われた)13期公演でも歌わせてもらったり、特に好きな2番の歌詞を歌わせてもらいました」と話した。

 同期で、AKB48に加入する前から小学校、中学校、高校と同級生だった大島は「小5で同じクラスになって、気づいたら2人ともAKBが好きで、ミュージックビデオを再現した遊びをしていました。2人で受かって本当に良かった。学生生活は気づいたらいつも隣にいて、自分にとっても心強い存在でした」とエピソードを明かした。

 相笠は「私は中学1年から高校3年までの6年間、AKBを続けてきて、普通では出来ない経験をたくさんさせていただいて、とても濃い時間でした。思ったことをすぐ言ってしまったり、アイドルに向いていないと言われたこともあって、みなさんを困らせてしまったこともあったけど、ファンのみなさんはといつも優しく、支えてくれたので、ここまでやってこられました」とファンに感謝した。今後も芸能活動を続けていき、4月からは大学に進学することも報告。「芸能活動と両立して、またみなさんに会えるように頑張ります。6年間本当にありがとうございました」と最後まで涙は見せず、アイドル生活に終止符を打った。