AKB48チーム8の埼玉県代表、高橋彩音(19)が、地元公演で大ハッスルした。結成3周年の前夜祭を兼ねて行われたさいたまスーパーアリーナ公演は、チーム8ツアーでは過去最多の1万2000人を集めた。高橋は「3年間、あっという間でした。3周年を迎える私たちが、私の地元でコンサートができるなんてうれしい」と感激していた。

 「LOVE TRIP」や「シュートサイン」でセンターを務めたほか、ユニット曲「渚のCHERRY」ではかつての前田敦子ポジションで歌った。アンコールの生バンド演奏ではキーボードを担当し、「ロックだよ、人生は…」では激しく鍵盤をたたいて盛り上げ役に。代表曲「47の素敵な街へ」でもセンターを務め、コンサートをフィナーレへ導いた。「決まったときは私がセンターやるとは思ってなかったんですけど、たくさんセンターの曲をやらせていただいた。皆さんが認めてくださったというか、『やっていいんだよ』と言ってくれたので、歌うことができました」と涙ながらに話すと、小田えりな(19=神奈川)がもらい泣きするハプニングも起きた。

 各都道府県を回る全国ツアーは、14年12月に石川県公演からスタートした。太田奈緒(22)は「ここで27カ所目に入りました。全国ツアーは12月に石川からスタートしました。くれにゃん(長久玲奈)がギターを弾いて、みんなで泣きながら歌ったのはいい思い出です」と、しみじみと振り返った。