NGT48北原里英(26)が23日深夜、ニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」に生出演し、グループ卒業を発表した心境を語った。21日のお披露目2周年イベントで、来春の卒業を発表した北原は「自分(5期生)の10周年なんですよ。10周年というのはキリがいいから卒業したいと思ったのと、NGT48が今、勢いがあって、安心してるし、みんなが頼もしい存在になった」と説明した。

 自分以外に荻野由佳、本間日陽が選抜に入ったことが「まさか入るとは思わなかった」とうれしい誤算があったという。「前になあちゃん(岡田奈々)がみいちゃん(峯岸みなみ)に(選挙の順位で)抜かれたときのことを思い出した。私も『いつか抜かしてくれる』という思いが残っていて、思ったよりそのときが早く来た。今、勢いがある中で、グループが自分の卒業を糧にしてくれたらな」と後輩にエールを送った。

 AKB48時代、選抜を外れることが多くなった時期に卒業を考えていたという。「でも、現状が嫌でやめたくないなと思った。打破できないから卒業するっていうのは、後ろ向きだから」。話の最中に、同期のHKT48指原莉乃(24)は「すっごいいい話。(心に)響いてる。全員に聞いてほしい」と泣きだし、峯岸ももらい泣きしていた。