AKB48飯野雅(20)が1日、東京・秋葉原で行われた劇場公演でグループ卒業を発表した。この日は自身の生誕祭公演で、公演の最後に「私、飯野雅はAKB48を卒業します」と切り出すと、用意した手紙を読み上げた。

 「夢であるモデルさんになるため、外の世界で勉強したいと思いました。AKBにいるだけじゃ学べないこともあり、AKBにいるからこそ学べることもたくさんあります。でも外は雲みたいに広いんです。だから私は決断しました」。前向きな決断だったが、発表後は目を潤ませた。

 卒業の時期は未定で、握手会への参加は11月18日にパシフィコ横浜で行われるイベントが最後となる。

 飯野は向井地美音(19)込山榛香(19)らと同期の15期生で、14年に劇場公演デビューを果たした。15年には舞台「マジすか学園~京都血風修学旅行~」に出演した。発表後に込山はツイッターを更新し、「自分の考えをしっかり持っていて、自分の想いをしっかり伝える。そんな雅が決めた道を応援するよ!」(原文まま)と飯野にエールを送った。