SKE48の6期生が8日、東京・赤坂サカス屋外ステージで、TBS夏サカス2018「SKE48 いきなり6期生ゼロポジライブ」を行った。

 午後6時半開演の野外ライブだったが、関東近郊に接近しつつある台風13号の影響で終日雨。中止の可能性もあった。しかし、熱心なファンは午後5時ころから集まり、500人以上が押し寄せた。

 6期生は青木詩織(22)井田玲音名(19)鎌田菜月(21)北川綾巴(19)北野瑠華(19)熊崎晴香(20)竹内彩姫(18)日高優月(20)山田樹奈(20)の9人。降りしきる雨の中、歌と激しいダンスも披露した。

 6期生でリーダー的存在の青木は「6期生だけでライブをやる機会がなかっただけに、今回声をかけていただいてうれしかった」というが、「何をしたらいいのか、どうなれば正解なのか、分からなかった」と雨に打たれながら、苦しかった胸の内を吐露した。「でも、今日のライブで1人で悩む必要はないと実感できました。だってこんなにすてきな同期がいるから!」の言葉に、ファンは大歓声を上げた。1人づつ感想を話すコーナーで井田は、感極まって涙した。

 最後の曲が終わると、雨が小降りになった。すかさず青木は「もう1曲いっちゃう?」とメンバーの顔を見た。だが、雨の影響でマイクが使えない。「マイクはいらいない!」と宣言する青木。会場のファンに、「みんなで一緒に歌ってくれるよね!」と呼びかけ、ファンと一体となって、当初予定になかった「オキドキ」を披露した。

 豪雨の中、約1時間で最新シングル曲「いきなりパンチライン」など全9曲を披露した。メンバーが下がった後、ファンからは「6期生!」コールが上がっていた。