AKB48グループで大阪を拠点にするNMB48について、グループを運営するAKSから、KYORAKU吉本ホールディングスへ事業譲渡されたことが4日、発表された。

10年秋に発足したNMB48は当初、KYORAKU吉本が事業を手がけており、今回、スタート当初に戻った形になる。AKB48グループとしての立ち位置は変わらない。両者は6月1日付で事業譲渡契約を締結した。

NMB48の運営担当者は、理由について「過去、NMB48の事業運営を受託していた経験、実績に、当社のさらにパワーアップしたコンテンツ力、ノウハウとの連携、相乗効果を発揮したい」と答えた。

ただ、AKB48グループでの活動など、従来と根本的な変更はなく、より関西に密着した活動を展開し、地域貢献に注力する方針。

設立10年を迎えたKYORAKU吉本、今秋に10周年を迎えるNMB48。同担当者は「しっかりとタッグを組み、NMB48のさらなる発展に心機一転、精進してまいります」とコメントした。