前日3日に大阪・NMB48劇場で、卒業を電撃発表したチームMセンターの城恵理子(13)について、同ユニットのチームNキャプテン、山本彩(19)が4日、自分のブログに「(卒業は)少し前に聞いていたのですが、すごくショックで、まだ信じられません」とつづった。

 山本はユニット創設時からリーダー格で、チームNだけでなく、60人を超えるNMB全体の中でもキャプテン格。城とはチームこそ違うものの、縁が深く「(卒業を聞いたのは)本人の口からではなく、スタッフの方からでした。城の口から聞きたかったのですが…。私では駄目だったのかもしれません。信頼されていなかったかもしれません。城の力になれなくてごめんなさい」と記している。

 卒業を知り、声をかけると、城は「糸が切れたように泣きだした」といい、山本もつらかったという。

 また城については「ほんまに甘えん坊で、綿菓子ひとつあげるだけで赤ちゃんみたいに喜ぶ」とした一方で、「(チーム)Mのみんなといる時は、メンバーに指示を出したり、顔つきが違って、頼もしい一面もありました」。中学1年生から城を見てきて、その成長が「うれしかったし、誇らしかったです」という。そんな城の決断を「私たちはそれを信じます」とエールも送った。

 また1期生でチームNながら、城と同級生の木下春奈(13)は「最近、やっとタメ口でしゃべってくれるようになった」「夏休みの宿題を2人でやったりして、もっともっと、仲良くなれるかなと思ってた矢先の卒業発表だったので、ほんまにビックリしました」などと寂しさをポロリ。

 入ってすぐ、選抜メンバーに抜てきされた城には「注目されている分、期待にこたえないといけない」「プレッシャーも、ずっと背負ってきたんですよね」「ときに重荷になったりすると思います」などと、城の気持ちを思いやった。

 同ユニットのブログには、寂しさやショックをつづったファンから城本人へのコメントも多数、寄せられた。

 城は今後、学業に励みつつ、既に決まっていた仕事をこなしながら卒業公演に向けて準備を進めている。