AKB48チームAが29日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、6th公演「目撃者」の千秋楽を迎えた。10年7月から2年以上にわたり行われた公演の最後とあって、序盤から涙を見せるメンバーもいた。通常公演後には、ジャカルタのJKT48に移籍する高城亜樹(21)仲川遥香(20)、博多のHKT48に移る多田愛佳(17)の3人による「ハート型ウイルス」を披露。最後は「桜の花びらたち」で、移籍するメンバーを送り出した。

 05年のチーム創設からキャプテンとしてチームを引っ張ってきた高橋みなみ(21)は、キャプテンとして最後の公演になる。「にゃんにゃん(小嶋陽菜)と絡めなくなると思うと胸が痛い。けど、このチームは私にとって、(現体制で)2年間やってきた宝です」と感慨深げだった。

 AKB48は、これで4チームの千秋楽公演をすべて終了。11月1日からは、組閣(チーム編成)後、初の公演を行う。