大阪・難波発のアイドルグループ「NMB48」の西日本ツアーが5日、滋賀・びわ湖ホールで千秋楽を迎え、6~7月に東日本ツアーを行うことが発表された。西日本ツアーは3月4日に広島で始まり、8会場9公演で約2万人動員。昨年春は大阪府内ツアー、同夏に近畿ツアー、そして今春、西日本を回り、初夏に初めて東日本へ進出する。

 この日の約2時間の千秋楽公演。最後のあいさつで渡辺美優紀(19)が「でも、これでは終われないですよ」と口火を切って、東日本ツアーが発表された。

 山本彩(19)は「西日本ツアー最終日に、みなさんにいい報告ができてうれしいです」と声を弾ませた。

 東日本ツアーは、6月11日の神奈川県民ホールを皮切りに、同12日に埼玉・大宮ソニックシティー、同13日に静岡・富士市文化会館ロゼシアター、同17日に愛知・名古屋国際会議場、同18日に石川・本多の森ホール、同19日に新潟県民会館、同24日に宮城・仙台サンプラザを経て、8カ所目でラストは東京・NHKホール。今年は2月に初アルバム「てっぺんとったんで!」を発売し、目標を年末のNHK紅白歌合戦単独出場に定めたメンバーが、ひとあし先に、NHKホールへ“上陸”する。