9月18日に日本武道館で開催されるAKB48の34枚目シングルじゃんけん大会予備戦が29日、大阪・NMB48劇場でスタートした。

 この日は7月4日のNMB予備戦へ進む3人を決める研究生の予備戦。ノロウイルス感染でダウンした小川乃愛をのぞく18人で争われ、ナンバの“スーパー研究生”渋谷凪咲(16)と、鵜野みずき(16)森田彩花(18)の3人が突破した。

 渋谷は昨年末に加入した4期生ながら、東日本ツアーの仙台公演や、ユニット「難波鉄砲隊其之参」にも抜てきされおり、ボーカル、パフォーマンス、ルックスともに将来性豊かな期待の研究生の1人。80年代アイドル然とした雰囲気が特徴的で、AKB48の全国握手会にも参加している。

 その渋谷は、白いワンピース姿で勝負に臨み、やぐら抽選からシード枠を奪う強運を発揮。1回戦から勝ち上がってきた三浦亜莉沙をパーで破り、1回勝っただけでNMBの予備戦出場を決めた。渋谷は「まさか勝てるとは思ってなかった。めっちゃうれしい。この勢いで本戦まで行きたいです」と目を輝かせた。

 3人は7月4日のNMB予備戦に出場。NMBからは、同戦からの8人に、AKB兼任の渡辺美優紀、矢倉楓子を加え10人が本戦へ進む。