SKE48が10日、NHK名古屋放送局で、同局制作「金とく」(19日スタート、中部地区で放送)の収録に臨んだ。日本を取り巻く社会問題を体験取材する番組。

 高柳明音(21)は、高齢化の進む静岡県浜松市天竜区佐久間を訪ね、お年寄りによるNPO法人を取材した。自分も東京と名古屋を行き来して活動中で「東京とこっち(愛知)の架け橋になれたらいいなと思う。あとは、おばあちゃんとおじいちゃんを大切にしたい」と真剣な表情で話した。松井玲奈(21)も「SKEという名前は、名古屋を離れても付いてくる。1人1人が故郷に愛着を持っていること、忘れていることや、当たり前すぎて気づいていないことを大切にするべきだと感じた」と話した。

 斉藤真木子(19)は、愛知県東栄町で町おこしに尽力する若い女性たちの奮闘ぶりに密着した。「東栄町の皆さんが、街のことを知ってもらおうと努力しているのを見て、番組を通じて地域おこしに協力したいと思う方が増えてくれれば」と期待を寄せた。

 ほか柴田阿弥(20)山下ゆかり(17)古川愛李(23)金子栞(18)菅なな子(16)が出演した。