SKE48とHKT48が19日、ナゴヤドームで合同握手会イベントを開催した。これまで複数グループが同一会場で握手会を行ったことはあったが、合同イベントとして交流するのは初めて。高校野球の入場行進のように、プラカードを持った係員に先導された両グループのメンバーが登場すると、1万人のファンを喜ばせた。

 握手会前のミニライブには、両グループから61人が参加した。全員で「会いたかった」を歌ったほか、合同選抜チームを結成してHKT48の「メロンジュース」SKE48の「1!2!3!4!ヨロシク!」を披露した。HKT48からはめんたいこ、SKE48は手羽先と、お互いの地元の名物料理を差し入れ、メンバーが「食べたい!」と一斉に群がっていた。SKE48松井珠理奈(17)は「こんなにおいしい手羽先だから、口より先に『手が先』に出る」と、得意のダジャレを披露。歓声が上がると、HKT48指原莉乃(21)が「(SKE48ファンの)教育のされ方がすごい」と驚いていた。

 合同握手会は、48グループが昨年から掲げている「握手会改革」の一環。5月5日には、大阪でSKE48、NMB48、HKT48の合同握手会が予定されている。松井珠は「今回は名古屋に来てもらったので、次はぜひ福岡に行きたいです」と話していた。