AKB48の渡辺麻友(20)が30日、都内で行われたフジテレビ系特番「AKB48第6回選抜総選挙

 生放送SP」(6月7日午後6時30分放送)のPR会見に出席した。25日に岩手・滝沢市で起こったAKB48メンバーの襲撃事件以来、初の公の場で、事件についてコメントした。

 会見冒頭で、渡辺が「先日、悲しい出来事が起こってしまいました。りっちゃん(川栄李奈)、あんにん(入山杏奈)、スタッフさんの1日も早い回復を祈っています。私たちも、前に向かって1歩ずつ歩いていきたいと思います。これからもAKB48をよろしくお願いします」と話し、HKT48指原莉乃(21)NMB48山本彩(20)とともに3人でお辞儀した。

 その後は、選抜総選挙の話題に終始した。開票イベントが近づいてきていることについて、渡辺は「じわじわと実感が湧いてきてドキドキしてきまいた。毎年変わらず緊張したんですけど、今年はちょっと気持ちはつよくなっていると思います」。山本は「速報結果を受けて、緊張感が増してきて、どこに行っても、みなさんに選挙の話をしてきただきます。頭の中が常に選挙のことでいっぱいです」と笑った。速報順位1位の指原は「今年は…というか、今年もなんですが、毎回、最終結果は速報と順位が違うので、今年も変わっていくんだろうなと思います。速報1位気が引き締まりますけど、順位が変わってしまうことも十分あり得ます」とうなずいた。

 番組放送に先駆け、3人とSKE48松井珠理奈(17)の写真がプリントされたトラックが、全国を走行して選挙をPRする。この日、初めてトラックと対面した渡辺は「めちゃくちゃかっこいいじゃないですか」と大喜び。山本は「すごくかっこいいいです。いい意味で、アイドルっぽくない」。指原は「今回から、地方戦みたいな、それぞれの地方からみたいな雰囲気がある。『天下は、私が国に持ち帰る』ってフレーズもかっこいい。ぐっときました」と話した。

 3人は最後に、あらためて総選挙の目標順位を明かした。渡辺は「今年の目標は1位をとることなので、絶対に1位をとりにいきたいと思います。頑張ります」ときっぱり。すると山本も「速報7位で、すごくうれしいんです。でも、私も目標順位は1位。天下を大阪に持ち帰って、NMB48も、もっともっと活躍していくようになってほしい」と宣言した。これを受けて指原は「1位、1位と続くと、(目標を)変えたくもなっちゃいますね」とジョークで笑わせながら、「私ももちろん1位を目指します。今まで連覇したメンバーはいないので、ぜひ、初めての連覇の景色を見たい。HKT48メンバーも相乗効果で頑張っていけたらなと思います」と話した。