<大島優子卒業コンサート>◇8日◇味の素スタジアム

 アンコールで「支え」を歌った後、大島がファンに向けて卒業のあいさつをした。全文は以下の通り。

 「大島優子卒業コンサート」というタイトルでコンサートをさせていただいて、まさか自分の名前がコンサートに入るなんて思ったこともありませんでした。だから、みんなが私のためにてるてる坊主を作ってくれたり、たくさんの方の思いがここに集まっていると思うと、こんなにたくさんの人に出会えたことが、本当に私の人生の誇りです。

 私は別に、何かに飛び抜けているということもなく、AKB48に入って、器用貧乏としていろいろやってきましたけど、やっぱり、大事にしてきたのは、感謝の気持ちと、自分の隣にいる人を大切にしようということです。AKB48は、仲間ではなくて、家族のような存在です。このメンバー、この家族に入れて、良かったと思います。応援してくださったみなさん、私に出会ってくれて、本当にありがとうございました。

 この8年間を思えば、きっとこの先も何でも乗り越えられると思います。それだけの勇気を与えてくれて、ありがとうございました。卒業して、今後も、今以上にAKB48がどんどん大きくなって、みんなに愛されるようになることを、本当に祈っています。みなさん、雨をやませてくださって、ありがとうございました。そして全国のみなさん、今後のAKB48をよろしくお願いします。

 でも、1つ、お願いがあります。AKB48の「イチ推し」はいろいろあっていいんですけど、芸能人の「イチ推し」って言えば…?

 (観客から、「優子~!」の声)…って言い続けてほしいなと思います。ずーっと、「推しメン」で、よろしくお願いします!