NMB48が14日、大阪・NMB48劇場で、初の全国ツアー開催を発表した。7月9日のチームNによる東京・NHKホールを皮切りに愛知、広島、福岡、宮城、埼玉、香川、兵庫を回り、9月19日のチームB2による、なら100年会館でファイナル。全国9カ所10公演を予定している。

 山本彩(20)は「2012年に大阪十番勝負、近畿ちゃぷちゃぷツアー、2013年に西日本ツアー、東日本ツアーと、やらせていただいていて、次は全国!

 という思いで活動させていただいていた。なので、その思いがかなったことがすごくうれしいです」と素直に喜びを表現した。チームごとに別れて全国を回るが「みなさんにたくさんパワーを与えられるように、NMB48の底力を見せつけられるように、各チームごと、最高のライブにしたい」と意気込んだ。

 また、千秋楽が誕生日で、出身の奈良でB2公演に出演することになった渡辺美優紀(20)は「誕生日に奈良でコンサートなんて、なんか期待していいんかな(笑い)。久しぶりに奈良で誕生日を迎えられて、家族のようなファンの方々と過ごせることがすごくうれしい。いい日にしたいと思います」と笑顔でコメントした。

 AKB48選抜総選挙で「神7」入りした山本が凱旋(がいせん)したこの日のチームN公演では、アンコールのラストに10枚目シングル「イビサガール」を劇場で初披露。B2に移籍した渡辺らも出演し、会場を沸かせた。