NMB48山本彩(21)が28日、AKB48小嶋陽菜(26)の卒業否定宣言に胸をなで下ろした。

 応援マネジャーを務めているスポーツ用品ミズノの部活生応援キャンペーンの一環で、東京・小平市の小平南高校サッカー部をサプライズ訪問。前日深夜には、「AKB48のオールナイトニッポン」に生出演し、同番組での卒業が一部で報じられた小嶋が「(卒業は)しないよ~」と卒業を否定するのを目の前で聞いた。「そういううわさが立っているうちは、(卒業を)しないんだろうなと思った。ホッとするファン心理が私にも分かった。これから先、予想もされないような場所で発表されるのかな」。安心しつつも、大先輩の決断の時に、複雑な心境をのぞかせた。

 山本はこの日、サッカー部の臨時マネジャーとして、練習の時間管理や、シュート練習ではラストパスの手伝いもした。自分のパスから選手がシュートを決めると、目を見開いて驚いていた。高校は女子高だったため、サッカー部はなかったが、中学時代は「かっこいいなと思いながら、放課後に練習を見ていました」という。好きな選手は、日本代表DF吉田麻也で「プレーに関してはよく分からないけれど、人柄が好きです」と話していた。