AKB48岩佐美咲が、20歳の誕生日を迎えた30日、東京・池袋のサンシャイン噴水広場で記念イベントを行った。

 成人式でも披露したピンクの着物姿で、デビューシングル「無人駅」や「恋するフォーチュンクッキー」の演歌バージョンなどを歌った。ファン1000人からは誕生日を歌で祝福され、「体調管理に気を付けます。今年に入って体調を崩し、声が出なくなった。これじゃいけない」と大人の決意を語った。

 3月からAKB48の「ヤングメンバー」による全国ツアーが発表されたが、20歳の岩佐は複雑な心境だった。「発表のときに恥ずかしかったのは『自分はヤングだ』と思っていたこと。18歳ぐらいから(頭の中が)止まっていた。でも冷静に考えてみたら、今年20歳だった(笑い)」。自分としては「そろそろ(大人メンバーと)認めないといけない」と話し、「もう大人なんだから、若いメンバーを引っ張っていけるように頑張りたい」と、気持ちを切り替えていた。

 両親ともに酒を飲まないが、岩佐自身はツブ貝など酒のつまみに合いそうな食べ物が大好き。「焼酎を飲んでみたいです。演歌に合いそう。1人でカウンターの隅で飲みたい。かっこいいですよね」と、一人飲みを思い描いていた。

 4月29日には4枚目のソロシングル発売が発表された。関係者には「(発売は)まだみたい」と言われていたといい、「だまされた」と笑った。これまでリリースは1~2月に集中しており、「『雪』とか『切ない』とか『忘れられない』という歌だった。今度は少し明るい曲を歌ってみたい」と希望。ソロコンサートについても「今年か来年中にやります」と宣言していた。