乃木坂46の畠中清羅(19)が、グループから卒業することが5日、分かった。グループの公式サイトで発表された。

 サイトによると「本人からグループを卒業したいという申し出がありました」という。発売中のファーストアルバム「透明な色」に関する活動をもって、卒業となる。2月22日に埼玉・所沢の西武ドームで開催される3周年コンサートには参加するという。

 畠中はブログを更新し、「突然の発表でビックリさせてしまい本当に申し訳ありません」と謝罪。大分から上京したてのころは「家族や友人が支えてくれました」とし、「最初のころは握手会にも同じ人が何度も何度も握手会に並んでくれて握手会をしてましたが、シングルが増えるたび来てくれる人が増えました。握手会のたびにたくさんのファンの方に励まされ、つらい時は話を聞いてくれて、うれしい時は一緒に喜んでくれて」と感謝。「この3年半はあたしにとって一生の宝物になるとおもいます」とつづった。

 卒業の理由については「乃木坂46というグループに頼ってばっかではなくて、自立してこれから大人になっていくうえで、たくさんの武器を自分に身に付けたいと思ったからです」と説明。「このままここに甘えていても変われないなと思って、全て自分で考え決断しました」という。

 畠中は、11年8月加入の1期生。「せいたん」の愛称で親しまれた。歯に衣(きぬ)着せぬ大胆なコメントが持ち味で、グループの中でも異色の存在だった。