AKB48新チームAが2日、東京・AKB48劇場でウェイティング公演初日を迎えた。7年前にAKBの1期生から誕生した長女チームは「AKB48の王道」路線で勝負してきた。チームカラーの赤の衣装で登場すると「重力シンパシー」「言い訳Maybe」「制服が邪魔をする」「上からマリコ」とシングル曲を続けた。前日1日のチームKが、ライブ本編ではAKBシングル曲を封印して、冒頭4曲をKの公演曲に絞ったのとは対照的だった。ただ初期のAKB48が前田敦子(21)らエース級で歌っていた「スカート、ひらり」は若手7人で歌うなど世代交代を感じさせた。

 田野優花(15)は「先輩方の良いところを学んで、追い抜きます!」と下克上を宣言。「皆を支えていきます」と言う新キャプテン篠田麻里子(26)は、やる気に満ちた後輩たちを、頼もしげに見守っていた。