今年のオリコン年間ランキングが20日に発表され、AKB48が各部門で首位を獲得した。182万枚を売り上げた「真夏のSounds

 good!」がシングル年間1位を獲得。史上初の3年連続1位の快挙を達成した。さらにシングル部門でトップ5を2年連続で独占。こちらも史上初の記録となり、圧倒的な人気をあらためて示した。シングル5作はいずれも売り上げ100万枚以上。2年連続5作ミリオンも史上初となる。音楽ソフトの売上金額のランキングでも、EXILEや嵐、Mr.Childrenを抑えて、191億円で、昨年に続いてトップに君臨した。

 AKB48は今年、デビュー当時から目標としていた東京ドーム公演を成功させた。一方で絶対的エースだった前田敦子(21)が卒業するなど、グループとして過渡期を迎えた。「第2章」と銘打って各チームのメンバー入れ替えや、海外グループへの移籍など、積極的に新陳代謝に取り組んでいる。「変革」の時期を迎えながらも、セールスでは圧倒的な力を変わらず示した。

 メンバーの大島優子(24)は「デビュー当時はまったく想像できなかった記録で、メンバー一同驚いています」と大喜びしている。渡辺麻友(18)は「来年も皆さまの期待に応えられるよう、これからもAKB48らしく一生懸命頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。