ファン投票でAKB48グループの楽曲人気ベスト100を決める「AKB48リクエストアワー

 セットリストベスト100

 2013」3日目公演が26日、東京ドームシティホールで行われ、50位~26位までの25曲が発表された。さらに4月に東京・日本武道館公演を行うことも発表。4日間6公演で、AKB48グループ総出演の公演のほかに、姉妹グループそれぞれが単独公演を行うことが決まった。

 アンコールでメンバー135人がステージに立った直後、巨大モニターに「SKE48、NMB48、HKT48ファンのみなさん、お待たせいたしました」と映し出された。「AKB48フェア」と銘打たれた日本武道館の4日間6公演が発表されると、ファン2000人から大歓声が起こった。AKB48の姉妹グループが、同会場でグループごとに連続でコンサートを行うのは初めての試みとなる。

 現在、本拠地別に3つの姉妹グループがある。AKB48のコンサートでは、姉妹グループの共演が当たり前の状況となっているが、姉妹グループそれぞれが、専用劇場以外で単独コンサートを行う機会は限られていた。ファンの中には「AKB48のコンサートにかり出されるだけじゃなく、SKE48やNMB48だけのコンサートが見たい」という声も多かった。

 4月25日にSKE48、同26日にNMB48、27日の昼にHKT48、同日夜にAKB48が、それぞれ単独でステージに立つ。この日流れた映像では、SKE48松井玲奈(21)が「あたしら、バックダンサーじゃないじゃん?

 いつまでも秋葉原の言うこと聞いてられねえよ!」と「宣戦布告」して会場を沸かせた。SKE48ファンの男性(22)は、「SKE48は、パフォーマンスではどこのグループにも負けていません。その差を見せつける最高のチャンスです」と大興奮だった。

 AKB48の大島優子(24)は「いつまでも姉妹グループの面倒を見てられません。というかもう、どのグループもすごく成長しているので」と話した。SKE48は、単独でシングル売り上げ50万枚以上を記録し、昨年はNHK紅白歌合戦にも単独で初出場した。NMB48やHKT48からも、選抜総選挙でランクインするメンバーが多数出てきている。拮抗(きっこう)しつつある人気と実力。武道館公演は、その現実をファンがその目で確かめる絶好の機会となりそうだ。【横山慧】