AKB48の公式ライバル、乃木坂46による初のラジオ冠番組、文化放送「乃木坂46の『の』」(日曜午後8時半)が、来月7日からスタートすることが20日、分かった。関係者によると、放送時間は30分で、毎回、2~3人のメンバーが入れ替わりで登場。録音番組ではあるが、メールやはがきなどを使って、リスナーとの交流も積極的に行っていくという。

 乃木坂46は、AKB48グループとは違い、公式の劇場を持っていない。現在は、シングル発売ごとに行われている握手会や、テレビでの冠番組、テレビ東京系「乃木坂って、どこ?」(日曜深夜0時)など、露出機会は限られている。それだけに、ラジオ冠番組決定は、メンバーとファンの双方に朗報といえ、キャプテンの桜井玲香(18)は「うれしいです。メンバーの普段の出来事などはブログでしかお伝えできなかったんですが、これからはラジオで定期的にお伝えしていきたいです」と喜んでいる。

 また、グループでは初になるメンバー個人のラジオ単独レギュラー出演も決まった。天然キャラで知られる斉藤優里(19)が、FM局NACK5の「The

 Nutty

 Radio

 Show

 おに魂」(月~木曜午後8時から3時間生放送)で、来月1日から毎週月曜にアシスタントMCとして出演する。以前、同番組にゲスト出演した際、メーンパーソナリティーのバカボン鬼塚氏との相性が良かったことが出演の決め手になったという。この抜てきを受け、「明るく盛り上げていきたいです。初めは曲振りとかが中心になると思いますが、慣れてきたら交通情報をお伝えするようになるかもしれないので、真面目に頑張ります!」とアピールした。