AKB48グループのメンバーが今年も被災地に笑顔と歌を届けた。東日本大震災から3年となった11日、大島優子(25)をはじめ、メンバー46人が東北3県を訪問してライブを行った。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各グループはそれぞれの劇場で復興支援特別公演を行った。

 AKB48グループはこの日、初の試みとなる「7元中継」を行った。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各グループが、全国4カ所の各劇場で公演を開催。午後6時にスタートすると、4つの劇場と被災地3カ所を生中継でつなぎ、メンバーがトークを展開した。7カ所同時に復興支援ソング「掌が語ること」を歌う様子も、劇場に設置されたモニターなどで中継された。秋葉原の専用劇場では高橋みなみ(22)小嶋陽菜(25)ら58人が出演。高橋は「震災を風化させてはいけないという思いで被災地訪問を続けていきたい」と話した。