AKB48が2日、東京・秋葉原のAKB48劇場で8日ぶりに劇場公演を再開した。5月25日、川栄李奈(19)入山杏奈(18)襲撃事件が起きてから劇場活動を自粛していた。この日、超厳重警備でメンバーとファンの安全が守られた。

 異例の厳戒態勢にも、ファンからは理解を示す声があがった。終演後、横浜市の男性ファン(40)は「あんな事件が起こった後だから厳重警備は仕方ない。最後のアンコールはみんな気合が入ってましたよ。俺らも協力してメンバーを守ってあげなきゃいけないですね」。都内の男性ファン(54)は「たかみなのスピーチを聞いて泣きそうになりました。花道にメンバーが来ないのは寂しいけど、ファンはみんな理解していると思います」。また、劇場の外でファン数人と交流していた埼玉県の20代男性は「劇場は、メディア露出の少ないメンバーも見られるし、世間の人が思うより大事な場所。握手会も再開してほしい」と劇場の存在意義を強調した。