乃木坂46が30日、東京・神宮球場で、初の単独スタジアムコンサートを開催した。グループ史上最多の3万人を動員し、今月16日からの全国ツアー(5カ所9公演)を締めくくった。冒頭、白石麻衣(22)が「ついに乃木坂46、神宮球場にやってきました!」と絶叫。生駒里奈(18)は「晴れたね~!

 今日は全力で、思いっきり楽しんでいこう」と呼び掛けた。

 11年8月の結成から3年で、球場ライブに到達した。ライバルのAKB48が、11年7月の西武ドームコンサート(3万5000人)まで5年7カ月を要したのに対し、約2倍速での成長。同球場でのコンサート開催は、00年8月のTHE

 ALFEE以来14年ぶりという名誉も重なり、キャプテン桜井玲香(20)は「今一番言いたいことは、こんなにたくさんの人が集まってくれたことが本当にうれしいです」と感謝した。

 約3時間で35曲を披露し、新曲「何度目の青空か?」(10月8日発売)では、学業で休業していたセンター生田絵梨花(17)がステージに本格復帰。「おかえり~!」と大歓声を浴び、「またみんなと一緒に頑張っていきたいです」と涙ぐんでいた。