HKT48とAKB48と兼任する宮脇咲良(16)が、11月26日発売のAKB48の38枚目の新曲(タイトル未定)で、センターを務めることが17日、東京・日本武道館で開催されたじゃんけん大会後にサプライズ発表された。

 秋元康総合プロデューサーが16日に、トークライブアプリ「755」で選抜決定が“荒れている”と明かしていた新曲の選抜メンバー。今年の選抜総選挙1位渡辺麻友(20)とのダブルセンターに抜てきされたのは、11位に大躍進した宮脇だった。HKT48でエース的存在も、センター経験はなし。突然の知らせに、宮脇は涙。高橋みなみや渡辺に支えられながら、ステージに向かった。重圧を感じてか、首を横に振ったが、常々「いつかは48グループの中心的存在になりたい」と話しており、波に乗る16歳にチャンスが訪れた。

 新曲は32人が選抜された。小嶋陽菜ら選抜常連メンバーだけではなく、15期生の大和田南那、向井地美音、ドラフト出身としては初選抜となる川本紗矢、チーム8の中野郁海ら、フレッシュなメンバーがそろった。大島優子が卒業し、新たに歩みを進めるAKB48。宮脇を中心にまた新たな風が吹きそうだ。