HKT48指原莉乃(21)が5日、都内で行われたソフトバンクモバイル新CM発表会で、公約していた滝行を行っていたことを明かした。今年のAKB48選抜総選挙前の5月のイベントで、1位になれなかったら滝行すると約束した。6月に行われた総選挙で渡辺麻友(20)に敗れて2位に終わったため、滝や方法を探していた。もともとCM起用を検討していた同社とタイミングが合ったこともあり、CM収録で決行されることになった。

 収録は10月中旬、CMに登場する白戸家の故郷という設定の福井市の一乗滝で行われた。かつて佐々木小次郎が秘剣「つばめ返し」を編み出したとされる、高さ12メートルの滝。白装束姿で滝つぼに立った指原はこの日、「打たれてる間は無心でした。心が洗われて精神統一できた。打たれた途中で1位になりたいという気持ちが強くなりました」と振り返った。

 奪冠を目指す来年に向けた目標をしたためることになると「秋元(康)先生、ぶっつぶすと書いた方がいいんだろうな」と答えて笑わせたが、新CMでも訴求する「スマホ満足度NO・1」(オリコンなど調べ)にも引っかけて「ファン満足度1位」と記した。

 「2位になって、あらためて1位になる難しさを学びました。ソフトバンクさんとともに1位に執着して頑張ります」と気合十分の表情を見せた。

 来年も1位を逃した場合は「また何か修行します。CMでも使ってもらえるもので」とちゃっかりした答えで笑いを誘っていた。