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石原裕次郎新人賞-高良健吾「ソラニン」ほか

高良建吾
松田翔太(左)、谷村美月(右)、石原まき子さん(右から2人目)に祝福され笑顔を見せる高良健吾(左から2人目)

【授賞式記事】

 金髪姿の高良は、緊張した表情で壇上に立った。「今年はいろんな作品に参加させていただいて、その時々で精いっぱいやれました。それで今があるんだったら、これからも演技をする瞬間を精いっぱいやっていけばいいのかなと思います」。今年公開の映画では、初主演作「おにいちゃんのハナビ」など7本に出演。心に闇を持つ難しい役柄が多く、その熱演ぶりが評価されただけに、受賞を素直に喜んだ。

 まき子さんから賞金100万円を受け取った。「たくましさがある。これからどんどん伸びると思います。石原裕次郎の生を知らない方ですが、裕次郎の良さを取り入れてください」と激励された。高良は「裕次郎さんが今まで語り継がれているのは、特別なものがある。演技以上の人間味がある方だと思う」。大スターの冠が付いた賞をもらい、人間性を漂わせる俳優になることを誓った。

 「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」主演の松田翔太(25)から表彰盾を受け取り、「おにいちゃん―」と「ボックス ! 」出演の谷村から花束を贈られた。「うれしかった。美月さんは大好きな女優さん。翔太君とはプライベートでも仲がいいので」。共演者と壇上に並び、硬い表情が緩んだ。前々回の石原裕次郎新人賞受賞の松田から「健吾の存在自体が格好いいし、魅力的」と褒められ、恥ずかしそうだった。

 授賞式後はジャージーに着替え、来年1月2日初日の出演舞台「時計じかけのオレンジ」(東京・赤坂ACTシアター)のけいこに向かった。【柴田寛人】

[2010年12月29日 紙面から]

 ◆高良健吾(こうら・けんご)1987年(昭62)11月12日、熊本県生まれ。高校2年時に俳優を志し、知人の紹介で現在の所属事務所と契約。05年に俳優を始め、06年「ハリヨの夏」で映画初出演。07年「サッドヴァケイション」09年「蟹工船」など映画を中心に活動。公開待機作は「ノルウェイの森」「白夜行」など。小栗旬主演「時計じかけのオレンジ」(来年1月2日初日、東京・赤坂ACTシアター)で初舞台。176センチ。血液型O。書道4段。

 ◆ソラニン OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめきれないフリーターの種田(高良健吾)は同居中。種田はソラニン(ジャガイモの芽などに含まれる毒の一種)という曲を書き上げ、芽衣子と一緒にレコード会社に持ち込む。浅野いにお氏原作の同名漫画の映画化。三木孝浩監督。

 ◆ボックス! 高校のボクシング部所属の鏑矢(市原隼人)は、天性の素質を生かして活躍。一方、幼なじみの秀才、木樽(高良健吾)は腕力に自信がなかった。自分も鏑矢のように強くなりたいと願い、ボクシング部に入部するが…。百田尚樹氏原作の同名人気小説の映画化。李闘士男監督。

 ◆ケンタとジュンとカヨちゃんの国 孤児院で兄弟のように育ったケンタ(松田翔太)とジュン(高良健吾)は、ビルの解体現場で働く毎日。過酷な労働環境にいら立ち、カヨちゃん(安藤サクラ)と一緒に、盗んだ車で走りだすが…。大森立嗣監督が脚本も担当。若者の孤独や絶望を硬派な演出でまとめた。

 ◆おにいちゃんのハナビ 須藤太郎(高良健吾)一家は、難病の妹、華(谷村美月)の療養のため、新潟県小千谷市に引っ越す。明るい華とは対照的に、もの静かな太郎。太郎は新生活になじめず、自宅に引きこもるが…。妹を白血病で亡くし、5年間花火を上げ続けた男性の実話を映画化。国本雅広監督。

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石原裕次郎賞・石原裕次郎新人賞とは
 1987年(昭和62)に亡くなった、戦後を代表するスター石原裕次郎さんの遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設。石原プロモーションが運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得て、スケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞。裕次郎さんをほうふつとさせる将来性豊かな、映画デビュー5年以内の新人に贈られるのが、石原裕次郎新人賞。賞金は各300万円、100万円。




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