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市川監督に黒沢明賞

 今年の東京国際映画祭(10月21~29日)の概要が7月31日、都内で発表され、オープニング作品はクリント・イーストウッド監督(76)の新作「父親たちの星条旗」(10月公開)に決定した。同映画は、第2次大戦の硫黄島の戦いを米国側から描いたもの。また、世界の映画界に貢献した人物に贈られる「黒沢明賞」は市川崑監督(90)が受賞。審査員を務める女優工藤夕貴(35)から花束を渡された市川監督は「最高の賞です」と感激の面持ちだった。市川監督の新作「犬神家の一族」(来年公開)が、クロージング作品として上映されることも発表された。

[2006年7月31日20時12分]

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