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文化庁映画賞大賞に「今、有明海は」

 文化庁は19日、優れた文化記録映画を表彰する06年度の第4回文化庁映画賞の大賞に「今、有明海は 消えゆく漁撈(ぎょろう)習俗の記録」(イワプロ)を選んだと発表した。大賞は、有明海の干潟での伝統的な漁法や自然を丹念に撮り、海とそこに生きる人々の姿を描写した内容。

 優秀賞には、戦後の横浜の街角に立ち続け“ハマのメリーさん”と呼ばれた伝説の娼婦(しょうふ)の半生を関係者の証言を基に描いた「ヨコハマメリー」(ナインエンタテインメントなど)、山形県高畠町で有機農業を営む人々を題材とした「いのち耕す人々」(桜映画社)。

[2006年9月19日19時50分]

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